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フランスのスパークリングワイン「クレマン」をご紹介!

 

以前、2,000円以下のスパークリングワインをご紹介しましたが、今回はスパークリングワイン第2弾としてフランスの「クレマン」について書きます。

フランス産のスパークリングワインとしてはシャンパーニュ地方のシャンパンが有名ですが、クレマンの方が低価格のため気軽に楽しむことができます!

まずはクレマンとはどういうスパークリングワインなのか見ていきましょう。

 

クレマンとは?

クレマン(Crémant)とは、シャンパンと同じ製法(=トラディショナル製法とも言う)で、シャンパーニュ地方以外で造られるスパークリングワインのことを言います。

シャンパンの製法の特徴は、通常のワインに糖と酵母を加えて瓶内で発酵させ(瓶内二次発酵)、炭酸ガスを発生させる点です。

クレマンは産地呼称制度(A.O.C.)で認められている8つの地域でしか造ることができません。

  1. クレマン・ダルザス(Crémant d'Alsace)
  2. クレマン・ド・サヴォワ(Crémant de Savoie)
  3. クレマン・デュ・ジュラ(Crémant du Jura)
  4. クレマン・ド・ブルゴーニュ(Crémant de Bourgogne)
  5. クレマン・ド・ボルドー(Crémant de Bordeaux)
  6. クレマン・ド・ロワール(Crémant de Loire)
  7. クレマン・ド・リムー(Crémant de Limoux)
  8. クレマン・ド・ディ(Crémant de Die)

 

おすすめクレマン

ここからはおすすめのクレマンを産地別でご紹介していきます!

クレマン・ダルザス

フランス国内で最も飲まれているスパークリングワインがクレマン・ダルザスになります。

アルザス地方はフランスの東部、ドイツとの国境付近に位置します。

そのため、クレマン・ダルザスはドイツ料理との相性も良いです。

クレマン・ダルザス・ブリュット・キュヴェ・マネキネコ

銘柄名にもなっている招き猫の絵がラベルに描かれています。

通常は黒色の猫ですが、本数限定のゴールドラベルもあります。

2008年から自然由来の肥料を使用するビオディナミ農法を採用しており、こちらのクレマンもナチュラルワインとなっています。

ピノ・ブラン50%, ピノ・グリ30%, シャルドネ15%, リースリング5%

 

クレマン・ダルザス ブリュット

金賞を受賞したことのあるクレマン・ダルザスです!

きめ細かい泡立ちと熟成による深い味わいが楽しめます。

ピノ・ブラン100%

 

クレマン・ド・サヴォワ

クレマン・ド・サヴォワは2015年に新設されたクレマンです。

これからもっと銘柄が増えると思いますので、注目です!

クレマン・ド・サヴォワ アントワーヌ・ベッソン

サヴォワ地方で昔から栽培されるジャケールを使用しています。

辛口で柑橘系のような香りがあり、酸味がしっかりとしているのがジャケールの特徴です。

ジャケール55%, アルテス25%, シャルドネ20%

 

クレマン・ド・サヴォワ ジャン・ペリエ・エ・フィス

こちらは先ほどよりもジャケールを多めに使用したクレマンです。

ジャン・ペリエ・エ・フィスは、1853年に創業したサヴォワ地方でも歴史あるワイナリーで、サヴォワ地方を代表する造り手の一つです。

ジャケール85%, シャルドネ15%

 

クレマン・デュ・ジュラ

クレマン・デュ・ジュラ ドメーヌ・ピニエ

シャルドネのみを使用したオーガニックのクレマンです。

りんごのようなアロマ、豊かな果実味とミネラル感を堪能できます。

シャルドネ100%

 

クレマン・ド・ブルゴーニュ

続いて、ブルゴーニュ地方です。

ブルゴーニュは広いエリアで醸造家の数も多く、地域や銘柄ごとの違いを楽しめます。

オリジーヌ クレマン・ド・ブルゴーニュ

ピノ・ノワールとシャルドネにアリゴテが加わることによって、さっぱりとした味わいを実現しています。

価格は約3,000円とデイリーで飲むには高いですが、ちょっと贅沢したい日にはぴったりだと思います。

ピノ・ノワール40%, シャルドネ40%, アリゴテ20%

 

クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット

こちらはルー・デュモンが造っているクレマン・ド・ブルゴーニュになります。

以前、ブルゴーニュの白ワインに関する記事で書きましたが、ルー・デュモンは日本人の方が立ち上げた醸造所です。

丁寧に造られたルー・デュモンのワインは高い評価を得ています。

ピノ・ノワール61%, シャルドネ15%, アリゴテ14%, ガメイ10%

 

クレマン・ド・ボルドー

クレマン・ド・ボルドーはボルドーの赤ワインや甘口白ワインの裏に隠れがちですが、高品質で上品な味わいを実現しています・

ルイ・ヴァロン・クレマン・ド・ボルドー

ボルドーの白ワインでお馴染みの品種セミヨンを主体としたクレマンです。

クレマンコンクールで2年連続金賞を受賞しています!

セミヨン95%, カベルネ・フラン5%

 

キュヴェ・ロワイヤル クレマン・ド・ボルドー

クレマン・ド・ボルドーの生産者の中でもトップに君臨するジャン・ルイ・バラランの銘柄です。

良心的な価格と確かな味が評判です。

自社で栽培したぶどうのみを使用した丁寧なワイン造りで、こちらもコンクールで何度も入賞しています。

セミヨン60%, ミュスカデル30%, ソーヴィニヨン・ブラン10%

 

クレマン・ド・ロワール

クレマン・ド・ロワールはシュナン・ブランがよく使われることが多いです。

ロワール原産の品種で、酸味が特徴です。

ラングロワ・シャトー クレマン・ド・ロワール ブリュット

1855年に創業した老舗のシャトーが造るクレマン・ド・ロワールです。

ロワールの白ワインでは定番品種の一つであるシュナン・ブランをメインに、シャルドネ、カベルネ・フランをブレンドしています。

花のような香り、程よい酸味とフルーティーな味わいを堪能できます。

シュナン・ブラン60%, シャルドネ20%, カベルネ・フラン20%

 

クレマン・ド・ロワール モンムソー

国際クレマンコンクールで金賞を受賞したことのある銘柄です。

有名漫画でも取り上げられたこともあります。

シュナン・ブランを主体としており、価格は2,000円前後とコストパフォーマンスにも優れています。

シュナン・ブラン55%, シャルドネ33%, カベルネ・フラン7%, ピノ・ノワール5%

 

クレマン・ド・リムー

クレマン・ド・リムーはフランスの南部、ラングドック地方で生産されるスパークリングワインです。

スパークリングの他、赤・白・ロゼと多様なワインが生産される地方で、価格もお手頃なものが多いです。

ドメーヌ・ジ・ロレンス クレマン・ド・リムー・レ・グレムノス

シャルドネをメインに使用したクレマン・ド・リムーです。

爽やかでドライな味わいなので、様々な料理と合わせることができます。

シャルドネ60%, シュナン・ブラン30%, モーザック5%, ピノ・ノワール5%

 

クレマン・ド・ディー

クレマン・ド・ディーは、ローヌ地方のスパークリングワインです。

クレレットという品種を100%使用したものはクレレット・ド・ディーと呼ばれます。

カロッド・クレマン・ド・ディー

成城石井で販売されているクレマン・ド・ディーで、価格が2,000円以下とお手頃なのが嬉しいポイントです!

マイルドで軽めの味わいなので、食前酒にも最適です。

クレレット・ブランシュ, アリゴテ, ミュスカ

 

以上、フランスのスパークリングワイン「クレマン」のご紹介でした。

シャンパンは高いけれども、フランスのスパークリングを飲んでみたい方にはクレマン・ダルザスやクレマン・ド・ブルゴーニュが特におすすめです!

飲み比べてみて、産地や品種の違いを味わってみるのも楽しみの一つだと思います。