ワイン

【ワインの知識】日本ワインについてご紹介!

 

近年、国内のワイン消費量とともにワインの生産量も増加傾向にあります。

この記事では、日本のワインの産地をご紹介します。ワインエキスパートの対策はもちろん、旅行に行った際に寄ってみるのもいいかもしれません!

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日本ワインと国産ワインの違い

日本のワイン作りは1874年に山梨県でスタートし、そこから全国に広がっています。

現在、ほぼすべての都道府県でワイン用のぶどうが栽培されています。

日本で生産されるワインには『日本ワイン』と『国内製造ワイン』があります。呼び方から同じものを指していると思われがちですが、下記の違いがあります。

日本ワイン:国内で栽培・収穫したぶどうを用いて国内で製造したワイン

国内製造ワイン:ぶどうの産地は問わず、国内で製造したワイン

日本ワインの国内年間生産量は約18,000kLで、国内製造ワインのおよそ20%に相当します。

 

表示ルール

日本ワインである場合、その旨を表示する義務があります。

日本ワインの表記のほか、地名、品種、収穫年を表示します。

地名は、使用したぶどうの85%以上がその地で収穫した場合は収穫地名、さらに醸造所もその地にある場合は産地名として記入します。

品種は、単一品種の場合85%以上使用していること、2品種の場合はその合計が85%以上であることが条件となります。

収穫年も同様85%以上のぶどうがその年に収穫されていることが条件です。

 

ぶどうの品種

日本では、海外の品種から日本原産のものまで多種多様なぶどうが作られています。

甲州が2010年に、マスカット・ベーリー Aが2013年に国際ぶどう・ワイン機構(I.O.V.)に掲載されるようになりました。

<黒ぶどう>

  • マスカット・ベーリー A
  • コンコード
  • メルロ
  • キャンベル・アーリー
  • 巨峰
  • カベルネ・ソーヴィニヨン など

<白ぶどう>

  • 甲州
  • ナイアガラ
  • デラウェア
  • シャルドネ
  • ケルナー
  • ソーヴィニヨン・ブラン など

 

山梨県

日本ワインの生産量がもっとも多い都道府県が山梨県です。年間約5,500kLで日本ワインの3割近くを作っています。

ぶどうは甲府盆地の甲州市、笛吹市、甲府市、北杜市で主に栽培・生産されています。

品種は甲州、マスカット・ベーリー A、デラウェア、巨峰がメインです。

 

長野県

ワイン生産量第2位は長野県になります。

年間生産量は約3,700kLで、日本全体の約22%なります。そのうち、半分以上が赤ワインです。

品種はコンコード、ナイアガラ、メルロが多くなっています。

長野県のワインの産地は4地区に分けることができます。

  1. 桔梗ヶ原(ききょうがはら)
  2. 松本盆地
  3. 伊那盆地
  4. 千曲川
nagano

 

北海道

北海道は山梨県、長野県に次ぐ第3位は北海道です。

ウィスキーでも有名な余市町で、1980年代に本格的なワイン作りが始まりました。

その余市町がある後志地方を筆頭に、空知地方などでぶどうの栽培が行われています。

品種はナイアガラが最も多く、近年ではソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールの栽培も増えてきています。

 

その他の都道府県

ワイン生産量4位以降は、山形県、岩手県、新潟県となります。(2019年度、国税庁のデータより)

山形県は2016年に2つの市がワイン特区に指定され、近年ワイナリーの数も増加傾向にあります。

岩手県は1960年代に花巻市で初めてのワイナリーが設立され、ヤマブドウを中心にワインが造られています。

新潟県は日本特有の品種であるマスカット・ベーリー Aが生まれた場所になります。上越市の『岩の原葡萄園』は川上善兵衛が創業したワイナリーです。

 

以上、日本のワイン生産地の簡単な解説でした。

日本のワインは年々進化を遂げており、海外製のワインにも引けを取らないものもありますので、注目度は今後さらに高まるのではないでしょうか。