シャンパンの疑問を解説!種類は?有名ブランドは?なぜ高い?

シャンパンという単語を聞いたことがある人はきっと数えきれないほどいると思います。何となく炭酸の入ったスパークリングワインで、値段が高いイメージがあるのではないでしょうか?

この記事ではシャンパンについて詳しくなれるよう、細かく説明していきますのでぜひ最後までお付き合い下さい!

目次

シャンパンの定義

シャンパン(Champagne)には明確な定義があります。決してすべてのスパークリングワインがシャンパンではありません。

シャンパンはフランスの首都パリから東に約130kmの所に位置しているシャンパーニュ地方で造られたスパークリングワインのことをシャンパンと言います。

シャンパンとシャンパーニュ、どちらも正しい言い方です。フランス語に近いのはシャンパーニュになります。

シャンパーニュ地方で認められているブドウの品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3種類で、単体もしくはこれらをブレンドして造られます。

他にも収穫は手摘み、熟成期間など細かい決まりがあり、これらを満たすことで初めてシャンパンと表記することができます!

シャンパーニュ地方についてもっと詳しくはこちら

シャンパンの種類と値段

シャンパンの種類をご紹介します。これらを知っておくと、値段が何となく予想することができます。

  • ブリュット Brut → 辛口
  • セック、ドゥミ・セック Sec, Demi-Sec → 甘口
  • ロゼ Rosé
  • ブラン・ド・ブラン Blanc de Blancs → 白ブドウ100%
  • ブラン・ド・ノワール Blanc de Noirs → 黒ブドウ100%
  • ノン・ヴィンテージ Non Vintage → スタンダードな銘柄
  • ミレジメ Millésimé→ フラグシップ銘柄

シャンパンの多くはブリュット、辛口でドライな味わいです。様々な食事に合わせやすいというメリットがありますが、正直苦手な方もいるかと思います。

もちろん甘口のシャンパンもあります。セックやドゥミ・セックと書かれていることが多いです。

これらの名称は糖度によって分類されています。セックはやや甘口で、ドゥミ・セックの方がより甘いです。

→飲みやすい甘口シャンパンのオススメ銘柄10選!

シャンパンは前述した3種類のブドウ品種をブレンドして造られることが多いです。味わいのバランスを調整する目的があり、単一品種でその年のブドウの出来に左右されるよりも安定した品質を保つことができます。

その一方で、シャルドネやピノ・ノワールだけで造られている銘柄もあります。これらをブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワールと呼んでいます。(必ずこれらの品種でなければならないという決まりはありません)

ブラン・ド・ブランは、白ブドウのみで造られるがゆえに、生き生きとした酸味が感じられる爽やかな味わいになっています。

ブラン・ド・ノワールは、黒ブドウならではの濃厚な味わいがあり、濃い味付けの料理との相性が特にいいです。

シャンパンはなぜ高いのか?

シャンパンそのものが高価である理由は冒頭で少し触れたように、他のワインに比べて生産コストがかかるからです。ブドウを手摘みするための人件費、長い熟成期間などです。

シャンパンブランドの中で、ノン・ヴィンテージ(NVと略させることもある)のブリュットが最も定番の銘柄であり、値段も一番お手頃であることが多いです。(一部のシャンパンブランドではミレジメしかないこともありますが)

そして、同じノン・ヴィンテージの中でもロゼやブラン・ド・ブランは少し値段が高くなる傾向があります。

ミレジメは単一年(良質なブドウが収穫できた年)であることが多く、ボトルには収穫した年が記載されることが多いです。ノン・ヴィンテージに比べると値段はかなり上がります。

価格差が生じる理由は、高い品質のブドウを使っていることに加えて、規定の熟成期間が異なるからです。ノン・ヴィンテージは最低15ヶ月の熟成に対し、ミレジメは最低36ヶ月以上の熟成期間が定められています。

実際36ヶ月で出荷されることは少なく、それ以上長い時間熟成させることがほとんどです。中には10年以上熟成させている銘柄もあります。

→5,000円で購入できるお手頃なシャンパンはある?

最近のトレンドは?

シャンパーニュ地方はフランスの北の方に位置する冷涼な地域です。気温が低いため、ブドウが熟しにくく糖度が低い傾向にあります。

アルコールを生成する発酵は糖を必要とするため、アルコール度数が上がりにくく、その際に発生する炭酸ガスも弱くなってしまいます。

シャンパンのきめ細かい泡立ちを実現するために補糖(ドサージュ)を行うのが一般的ですが、近年は補糖を最小限に抑えたものや全く補糖を行わない(ドサージュ・ゼロ)シャンパンの人気が高まっています。

生産者の種類

生産者もいくつかの種類に分類されますが、今回は2つだけご紹介します。

ネゴシアン・マニピュラン(NM)レコルタン・マニピュラン(RM)です。

ネゴシアン・マニピュランは自社の畑だけでなく、他からもブドウを購入してシャンパンを造る生産者になります。有名なシャンパンブランドのほとんどがネゴシアン・マニピュランに該当します。

一方のレコルタン・マニピュランはブドウを他から購入することなく、すべて自社の畑のブドウを用いてシャンパンを造っています。生産量が限られるため、ワインショップなどの専門店での取り扱いが多いです。

そのシャンパンの生産者はどちらなのか知りたい場合は、ラベルの裏を見ると小さくNMやRMと書いてあります。

代表的なシャンパンブランド

圧倒的な出荷本数のモエ・エ・シャンドンを筆頭に、ローラン・ペリエやペリエ・ジュエなど長い歴史を誇るシャンパーニュメゾンが多数あります。

ドンペリニヨンやクリュッグは、ミレジメのみを生産しているシャンパンブランドになります。

それぞれのシャンパンブランドからは様々な銘柄が存在します。気になるシャンパンブランドは下記よりご覧になれます。

まとめ

シャンパンについてまとめました!

  1. シャンパンが高い理由:製造工程の手間、ブランド力がある
  2. シャンパンの種類:辛口、甘口、ロゼ、NV、ミレジメ、ブラン・ド・ブラン、ブラン・ド・ノワール
  3. シャンパンの相場:5,000円から10万円を超えるものまで価格帯は広いが、NVなら5,000~10,000円、ミレジメなら30,000円ほどであることが多い

特別な日にしかなかなか開けられないシャンパンに対して、シャンパンと同様の製法(瓶内二次発酵)で生産したスパークリングワインであれば購入しやすいかと思います。

フランスのクレマンやスペインのカヴァなどがあります。詳しくは下記でご紹介していますので、良かったらご覧下さい。

2,000円以内で購入できるスパークリングワインについて

 
 
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