シャンパンとスパークリングワインって一体何が違うのか?と疑問に持ったことはないでしょうか。
この記事では2つのワインの違いを分かりやすくご説明します!
スパークリングワインとは?
スパークリングワインとはガス(=炭酸)が入ったワインの総称です。したがって、シャンパンもスパークリングワインの一種になります。
ワインにガスを入れる方法は主に3つありますが、どの方法でワインを造ってもスパークリングワインと呼ぶことができます。
①瓶内二次発酵方式
②シャルマ方式(=タンク方式)
③ガス注入方式
瓶内二次発酵方式とシャルマ方式は、ブドウを発酵させてアルコールを造り出す過程で発生する二酸化炭素をワインの中に閉じ込めることでスパークリングワインに仕上げています。
実際に販売するボトルの中で行う方法が瓶内二次発酵、大きなタンクで炭酸ガスを閉じ込めてからボトルに詰めて出荷する方法がシャルマ方式(=タンク方式)になります。
一方のガス注入方式は炭酸飲料と同じように、既に出来上がったワインの中にガスを入れて造る方法です。
※ガスの入っていない普通のワインのことをスティルワインと呼びます
シャンパンとは?

シャンパンとはフランスの北部、パリから約130km東にあるシャンパーニュ地方(Champagne)で生産されるスパークリングワインのことです。
シャンパンは原産地呼称制度で保護されているため、シャンパーニュ地方以外で生産されるスパークリングワインをシャンパンと呼ぶことはできません。
さらに、シャンパンには使用できるブドウの品種や生産工程など様々な規定があり、その規定を満たさない場合はシャンパンと名乗ることはできません。
シャンパンに使用される代表的なブドウ品種は、シャルドネ、ピノノワール、ムニエの3つです。複数種類ブレンドすることもあれば、どれか一つだけで造られることもあります。
前述した製法については瓶内二次発酵方式で造ることが義務付けられています。他にもガスの最低気圧、出荷するまでの熟成期間など細かいルールがたくさん存在します。
有名なシャンパンは?
Drinks International 2024のレポートより、世界で販売数が最も多いブランドは
- モエ エ シャンドン(Moët & Chandon)
- ヴーヴ クリコ(Veuve Clicquot)
- ペリエ・ジュエ(Perrier-Jouët)
モエ エ シャンドンとヴーヴ クリコはどちらもルイ ヴィトンで知られるLVMH傘下のシャンパンブランドになります。
モエ エ シャンドンは定番の辛口の白であるブリュット アンペリアルをはじめ、ロゼや甘口のネクター アンぺリアルなど様々な商品を展開しています。
知名度が高い分、お土産や贈り物に向いているシャンパンブランドと言えます。
その他の有名なスパークリングワイン
シャンパン以外によく知られたスパークリングワインとして「カヴァ(Cava)」と「プロセッコ(Prosecco)」が挙げられます。
カヴァはスペイン産のスパークリングワインで、シャンパンと同じように瓶内二次発酵で造られています。シャンパンほど強いブランドではなく、比較的育てやすいブドウを使っているので価格はお手頃になります。
プロセッコはイタリア産のスパークリングワインになります。こちらはシャルマ方式で造られているため、果実味が豊かでジューシーな味わいになっています。
また、フランス国内でシャンパンと同じ瓶内二次発酵方式で造られるスパークリングワインとして「クレマン(Crémant)」があります。生産される地域はいくつかあり、その中でもアルザス(Alsace)地方で造られている「クレマン ダルザス」やブルゴーニュ地方の「クレマン ド ブルゴーニュ」が有名です。
シャンパンと他のスパークリングワインとの違いは?
シャンパンと他のスパークリングワインでは製造工程に関する細かい規定などもありますが、一番の違いはやはりブランド力とそれに付随してくる価格にあると思います。
カヴァやプロセッコは1,000円台で購入できる銘柄も多くありますが、シャンパンとなると5,000円を超えてくるのが当たり前で、円安の影響もあり近年ではスタンダードの銘柄でも10,000円近くします。
シャンパンはお祝い事など、特別な時に飲むのに向いているスパークリングワインだと言えます!