シャンパンの有名な銘柄の一つであるヴーヴ クリコ (Veuve Clicquot) のラベルにはイエローやホワイトなど、いくつかカラーがありますが、今回はその違いをわかりやすく解説していきます。
ヴーヴ クリコは1772年に創立した、250年以上の歴史を誇るシャンパンメゾンです。ヴーヴはフランス語で未亡人を意味し、ウーヴ クリコの設立者が若くして亡くなり、その妻であるマダム クリコがシャンパン造りを引き継いだことに由来します。
現在はルイ・ヴィトンのグループであるLVMH傘下にあり、高品質なシャンパンを世界中に届けています。

定番のイエローラベル
ヴーヴ クリコの定番がイエローラベルになります。ラベルのカラーも印象に残りやすいのでお土産や贈り物にもぴったりです。
定番というのは辛口(ブリュット、残糖が6~12g/L)で、ヴィンテージ(年数)の表記がないもののことを指します。甘さがないのでスッキリとした味わいで、食事とも合わせやすい1本です!
甘さが心地よいホワイトラベル
ホワイトラベルは上記のイエローラベルと比べると甘さが感じられるタイプになります。
ドゥミ セックと呼ばれる甘辛度に該当し、残糖は32~50g/Lです。甘さと同時に酸もあるためしつこくはなく、辛口のシャンパンが苦手な方でも親しみやすい味わいです。
お祝いの乾杯の時や、少し贅沢なご飯を食べた後のデザートと一緒に飲むのもおすすめです!
色が美しいローズラベル
ピンク色のラベルはロゼになります。グラスに注ぐと綺麗なサーモンピンクの色がテーブルに華を添えてくれます。ロゼというと甘いイメージを持つ方もいますが、こちらは辛口になるので料理と合わても良いシャンパンです。
白のイエローラベルとは違い、後半に仄かな渋みも感じられるため、味わいのしっかりとした魚(サーモン、マグロ、カツオなど)や鶏肉などの料理と相性抜群です!
ストライプラベルのリッチシリーズ
ストライプのラベルが特徴のリッチシリーズは、最近増えてきている氷を入れて味わうタイプのシャンパンになります。
白とロゼの2種類あり、甘口(残糖は55g/L)の味わいでカクテル感覚で楽しめるので、しっかりと冷やして暑い夏の日に食前酒やビーチサイドなど優雅なひと時を過ごしたい時におすすめです!
高級感溢れるブラックラベル
ヴーヴ クリコの黒色のラベルは「エクストラ・ブリュット エクストラ オールド」という名前が付いています。
イエローラベルよりもさらに辛口で、熟成年数の異なるワインをブレンドして造られているため、香ばしい焼いた食パンやブリオッシュのような複雑な香りが楽しめます。
エクストラ ブリュットは残糖0~6g/Lの超辛口の味わい区分のことです。
ゆっくりと時間をかけて味わいたい一本で、キレの良さもあり、お寿司やお刺身など和食と合わせてみたいシャンパンです。
ヴーヴ・クリコはまずい?甘い? 気になる評判の真相
検索欄で「まずい」「甘い」といったキーワードを見かけて不安になる方もいるかもしれませんが、結論から言うと飲む種類と好みのミスマッチが主な原因です。
定番のイエローラベルは、残糖量を抑えたスッキリとした辛口(ブリュット)です。普段から甘口のお酒やフルーティーなカクテルを好む方が飲むと、「酸味が強くて酸っぱい」「旨味が薄くて美味しくない」と感じてしまうことがあります。
一方で、「甘い」と言われるのはホワイトラベル(ドゥミ・セック)やリッチシリーズを飲んだケースです。これらはデザートやカクテル感覚で楽しめるしっかりとした甘みがあるため、知らずに辛口を期待して飲むと「甘すぎる」という印象になってしまいます。
ヴーヴ・クリコは世界中で愛される高品質なシャンパンです。すっきり食事と合わせたいなら「イエロー」、甘めや乾杯用なら「ホワイト」といったように、自分の好みやシーンに合わせて正しくラベルを選べば失敗することはありません。
まとめ
以上5つのラベルの違いをご紹介しましたが、色の違いは味わいの甘さ、もしくは色(ロゼ)の違いを表しています。
ヴーヴ クリコにはさらに上位アイテムに当たるグラン ダムもあります。こちらはボトルの形も違っており、より高級感のある仕様になっています。不定期ではありますが、草間彌生さんなどの有名アーティストとコラボした限定商品もリリースされています。
ヴーヴ クリコはシャンパンの中でも知名度が高い銘柄の一つですので、贈答向けにもおすすめできる一本です。