Googleが提供しているサービス(スプレッドシート、ドライブ、Gmail、カレンダーなど)では、Google独自のプログラミング言語=Google Apps Scriptを用いて自分でプログラムを作成することができます。
スプレッドシートをメールに添付する、カレンダーにまとめて予定を追加するなど様々な作業を自動化でき、業務の効率化に多いに貢献してくれます!
似たような機能としてエクセルのVBAが挙げられますが、最大の違いはGoogleの場合、APIを用いてslackやchatworkなど他社のサービスとの連携も可能なところです。
Google Apps Scriptの本
さて、Google Apps Scriptの本になりますが、実はかなり少ないです。
ここ最近で何冊か出版されていますが、エクセルに比べるとまだまだです。
Google Apps Script 完全入門

Google Apps Scriptに関するパイオニア的一冊です。(Kindleはこちら)
分かりやすく、入門書としては筆者が最もおすすめの本になります。
Google Apps Scriptだけでなく、これからJava ScriptやPythonなどオブジェクト指向の他の言語を学んでいきたい方にとっても、ハードルが下がるので取り組みやすいと思います!
Google Apps Script 目的別リファレンス 実践サンプルコード

こちらはスプレッドシートを中心に実務で役立つ機能を元に説明しています。(Kindleはこちら)
基礎は知っているよという人や、すぐに仕事に取り入れたい人、リファレンスが欲しい人にはぴったりです!(リファレンスとはマニュアルのようなものです)
サンプルコードが載っているので、そのまま使ってもいいですし、自分用にカスタマイズすることも可能です。
プログラミングに触れたことのない、全くの初心者には少し難しいかもしれません!
不安な方は上記の『Google Apps Script 完全入門 第2版』の方が確実です。
※V8に対応しています
できる 仕事がはかどるGoogle Apps Script自動処理 全部入り

昨年の11月に発売された比較的新しい本です。(Kindleはこちら)
カラーで読みやすいページ構成になっています。
実務で使うことの多いスプレッドシートをメインに、役立つワザを68個ピックアップしています。
上記の『Google Apps Script 目的別リファレンス』よりは難しくないと思います。
画像も多く、丁寧に説明してくれている印象です。
Google Apps Scriptの本はなぜ少ないのか?
たくさんの利用者がいるGoogleのサービスですが、Google Apps Scriptに関する本は多くありません。
その理由は3つあると思います。
- エクセルと比べると新しいサービスである
- Googleの更新頻度が高い
- Googleで検索することができる
Googleのサービスは割とアップデートが多く、今まで使えていた機能が終了したり、新しく機能が追加されることがよくあります。
また、Google Apps Scriptに関してはGoogleで検索すれば多くの情報が得られます。
このブログでも、簡易的な勤怠管理表の作成方法や、Googleフォームの回答通知を複数のメールアドレス宛に自動で送付する方法などをご紹介しています。
それでも専門書を使って学ぶことのメリットは、Java Scriptなどより高度なプログラミング言語に共通する考え方に触れることができる点です。
HTML/CSS、Java Script等を身に付ければWebアプリケーションを作ることも可能になります!
Googleスプレッドシートの使い方をマスターしたい方は下の本がおすすめです。
