スプレッドシートで複数のセルのデータをコピーした際に、向きを変えて貼り付けたい(ペースト)と思ったことも多いのではないでしょうか。
あまり知られていないかもしれませんが、スプレッドシートにはそのような機能が用意されているので紹介します!
目次
セルをコピーする
ご存知の方も多いと思いますが、貼り付けたいセルをまとめてコピーします。
windowsのPCであれば、[shift]を押しながらセルをドラッグすることで、任意の範囲のセルを選択することができます。
続いて、[ctrl]+[c]を押せばコピーは完了です!
向きを変えて貼り付けする
右クリックをして「特殊貼り付け」→「転置して貼り付け」を選びます。
※通常の貼り付けは[ctrl]+[p]でできます。
向きを変えるメリット
コピーペーストで向きを変える主なメリットは5つです。
- 可読性向上:テキストや数値を垂直方向に表示することで、狭い列やセルでも長いテキストが見やすくなります。これにより、セルの内容がより分かりやすくなります。
- デザインやレポートの改善:特定のセルや列の見出し、タイトル、またはデータを斜めに配置することで、視覚的な効果を追加できます。これはデザインやレポートの改善に寄与します。
- データの整列と比較:セルやデータを斜めに配置することで、特定のデータや項目を目立たせ、他のデータと比較しやすくなります。これは特に大量のデータがある場合に有益です。
- スペースの節約:テキストを横向きに配置すると、長い文やタイトルでも横のスペースを効果的に利用できます。これにより、データテーブルやレイアウトをコンパクトに保ちながら、情報を表示することができます。
- 印刷時の調整:特に横長のデータやテキストを印刷する場合、向きを変えることで印刷用紙により効率的にデータを収めることができます。
知っておくと一つ一つコピペする必要がなく、時間を節約できますのでぜひご活用下さい!