Excelで消費税や統計データの計算を行う際に必須となってくるのがROUNDUP関数とROUNDDOWN関数の使い方です。
ある位の数を繰上げしたり、切り捨てしたりするための関数です。
目次
ROUNDUP関数の使い方
ROUNDUPは繰り上げを行うための関数で、形は「=ROUNDUP(値,桁数)」になります。
値には直接数値を入力してもいいですし、繰り上げしたい数値が入力されているセルの番号でも構いません。
それよりも大切なのが桁数の取り扱いです。
桁数が正の数の場合、小数点以下に対して繰り上げになります。少数点の後、何桁残すかを指定します。
例えば、427.239という値に対して「=ROUNDUP(427.239,2)」をすると、出力は427.24になります。
桁数を負の数にすると、一の位の数からを繰り上げることができます。
例えば、15,639.25という値に対して「=ROUNDUP(15639.25,-2)」をすると、出力は15,700.00になります。
ROUNDDOWN関数の使い方
ROUNDDOWNは先ほどとは反対に切り捨てを行うための関数で、形は同じように「=ROUNDDOWN(値,桁数)」になります。
値の入力、桁数の指定もROUNDUPと同様です。
先ほど用いた値に対して、それぞれROUNDDOWNを用いると次のようになります。
「=ROUNDDOWN(427.239,2)」→427.23、「=ROUNDDOWN(15639.25,-2)」→15,600.00です。
以上、ROUNDUPとROUNDDOWN関数の使い方でした。
エクセルで御見積書や請求書を作成される方には習得必須の関数だと思います。
ミスも減り、便利ですのでぜひ使うことをおすすめします!