フランス語

フランス語の条件法(si~)を解説します!

 

今回は条件法の解説になります。

動詞の活用も絡みますので、直説法をまだ学習していない方は直説法から学習して下さい

 

 
 

条件法とは

条件法(le conditionnel)とは、『もし〜ならば、〜なのに』という意味の叙法になります。

英語でいうif文です。

フランス語ではsi(=もし)を使います。続く主語が母音で始まる場合はs'になります。

POINT

Si / S'+主語+動詞, 主語+条件法〜

Si j'avais du temps, j'aurais visité le musée.
もし時間があったならば、私は美術館を訪れていました。

 

用法

条件法には2つの時制があります。それぞれの活用については後ほど書きます。

  • 条件法現在
  • 条件法過去

条件法現在

条件法現在では、『もし〜であれば、〜しているのに』という不可能な未来のことを表します。

条件節に直説法半過去を使います。

Si+主語+直説法半過去, 主語+条件法現在〜

Si j'avais le permis de conduire, j'irais en vacances en voiture.
もし私が車の免許を持っていらなら、車でバカンスに行くのに。

条件法過去

条件法過去では、『もし〜だったならば、〜だったのに』という過去の事象が違う結果になっていたであろうことを表します。

この場合、条件節に直説法大過去を使います。

Si+主語+直説法大過去, 主語+条件法過去〜

S'il avait étudié plus l'anglais, il aurait pu trouver un travail aux Etats-Unis.
もし彼がもっと英語を勉強していたのならば、アメリカで仕事を見つけられただろうに。

 

活用

続いて活用をまとめておきます。

条件法現在

まずavoirとêtreの条件法現在になります。

 avoirêtre
jeauraisserais
tuauraisserais
il/elleauraitserait
nousaurionsserions
vousauriezseriez
ils/elleauraientseraient

続いて、他の動詞共通の条件法現在の語尾になります。

je-rais
tu-rais
il/elle-rait
nous-rions
vous-riez
ils/elles-raient

 

条件法過去

条件法過去の活用はそれほど難しくありません。

助動詞avoirまたはêtreの条件法現在+動詞の過去分詞

直説法の複合過去や大過去と同じ構成です。

 

条件法の練習問題

日本語に合うようにカッコ内の動詞を活用して下さい。

(ヒント:①はpasの位置の調整が必要かもしれません)

① Si le train(venir)à l'heure, je ne(être)pas en retard.
  もし電車が時間通りに来ていたならば、私は遅刻しなかったのに。

② Si elle(avoir)de l'argent, elle(acheter)un scooter.
  もし彼女にお金があるならば、スクーターを買っているのに。

 

解答・まとめ

まずは解答になります。

① Si le train(était venu)à l'heure, je ne(serais pas été) en retard.
  もし電車が時間通りに来ていたならば、私は遅刻しなかったのに。

② Si elle(avait)de l'argent, elle(achèterait)un scooter.
  もし彼女にお金があるならば、スクーターを買っているのに。

次回はsiを使わない条件文の書き方について説明していきます。

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