直説法はフランス語の文法、動詞の活用を学ぶ際に最も基本となる用法です。
直説法を学習したら、条件法や接続法にもトライしてみて下さい。
目次
直説法とは
直説法(l’indicatif)は、事実をそのまま述べる時に使います。
推測や、他者から聞いたことなどは事実ではないので直説法は使いません。(接続法を使います)
例)
直説法:Sa couleur préféré est le jaune.
彼(女)の好きな色は黄色です。
接続法:Tom m’a dis que sa couleur préféré est le jaune.
トムは彼の好きな色は黄色だと私に言いました。
時制
直説法には8つの時制があります。
フランス語を始めたばかりの人は、まず次の5つの時制を抑えましょう。
- 現在(le présent)
- 半過去(l’imparfait)
- 複合過去(le passé composé)
- 大過去(le plus-que-parfait)
- 単純過去(le passé simple)
- 前過去(la passé antérieur)
- 単純未来(le futur simple)
- 前未来(le futur antérieur)
単純過去や前過去は主に小説などで使われることが多い時制です。
前未来は会話でも使います。
活用
直説法の時制ごとの活用は動詞の群によって異なります。
フランス語の動詞は、語尾がerで終わる第一群規則動詞、第二群規則動詞、不規則動詞の3つに分類することができます。(一部例外あり)
また、複合過去や大過去など、助動詞を伴う時制の活用にはavoirとêtreの活用が重要になります。
それぞれ別で記事を用意していますので、詳しい活用についてはそちらをご覧下さい。
まとめ
フランス語の文法において、動詞の使い方(時制・活用)は最も大切なポイントの一つです。
活用については覚えるべきことが多いのも事実ですが、必ず通らなければならない所でもあります。
一つ一つ焦らずに覚えていくことをおすすめします。