フランス語の否定文(ne~pasなど)の作り方を解説!

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フランス語の否定文には様々な表現がありますので、それらを取り挙げつつ否定文の作り方を説明します。

まずは基本であるneを使う形からです。

>フランス語の勉強に欠かせない参考書の選び方

目次

neを使う否定表現

ne~pas

もっとも基本となる形はneとpasを使う否定表現です。『〜ない』という意味になります。

Je ne regarde pas la télé le soir.
私は夜テレビを観ません。

ne~plus

neとplusを使うと『もう〜ない』という意味になります。

Elle n’a plus faim.
彼女はもうお腹が空いていません。

ne~jamais

neとjamaisは、『決して(一回も)〜ない』という強い否定になります。

Il n’écoute jamais mes conseils.
彼は決して私の助言を聞きません。

ne~que

〜しかない』という意味になります。

Nous n’avons que 30 minutes pour le transit.
乗り継ぎに30分しかありません。

ne~(pas) ni~ni~

〜も〜もない』という意味です。(neither~nor~と同じ)

Elle n’a ni faim ni soif.
彼女はお腹が空いてなければ、喉も渇いていません。

Je ne bois ni de café ni de thé.
私はコーヒーも紅茶も飲みません。

ne以外の否定表現

sans

〜せずに・なしに』という意味の場合、sansを使います。

不定形の動詞や名詞、代名詞が続きます。

Paul est parti sans parapluie.
ポールは傘なしで出かけました。

Je suis sorti sans avoir fermer la clé.
私は鍵をかけずに家を出ました。

non

nonは形容詞や副詞、あるいは前述した内容を否定する場合に使います。

英語では、not availableのnotの役割を果たします。

Je dois corriger ce document non valable.
私はこの無効な文書を修正しなければなりません。

>フランス語の強調構文の作り方

否定文の練習問題

日本語に合うようにカッコ内に適切な語句を入れて下さい。

① Partez(   )moi.
私なしで行って下さい。

② Elle n’a(   )envie d’étudier la géographie.
彼女はもう地理を勉強したくありません。

③ Tu n’as(   )vu ce film?
君はこの映画を観たことがないですか。

④ Ils ne reviendront(   )avant 21h.
彼らは21時前に帰ってこないでしょう。

⑤ Je n’ai(   )30 euros sur moi.
私は30ユーロしかありません。

解答

① Partez( sans )moi.
私なしで行って下さい。

② Elle n’a( plus )envie d’étudier la géographie.
彼女はもう地理を勉強したくありません。

③ Tu n’as( jamais )vu ce film?
君はこの映画を観たことがないですか。

④ Ils ne reviendront( pas )avant 21h.
彼らは21時前に帰ってこないでしょう。

⑤ Je n’ai( que )30 euros sur moi.
私は30ユーロしかありません。

>疑問文の作り方についてはこちら

>フランス語の辞書の正しい選び方とは?

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